夏のレジャー、ハイキング、野球観戦――屋外に出る機会が増えると避けられないのが「日焼け」です。
気をつけていたつもりでも、「うっかり焼けてしまった……」という経験はありませんか?
実は、日焼けは焼けた瞬間がゴールではなく、焼けた“その後48時間”が勝負なんです。
今回は、日焼けを防ぐための事前対策と、日焼けしてしまった後の肌を救うアフターケアを紹介します。
◆ 日焼けの正体は“軽度の火傷”
日焼けは、肌が紫外線にさらされることで起こる炎症反応です。
「赤くなる」「熱を持つ」「ヒリヒリする」といった症状は、いわば“日光によるやけど”のようなもの。
日焼けには2種類あります:
- サンバーン(赤くなる・ヒリヒリ)…炎症によるやけど状態
- サンタン(黒くなる)…メラニン色素による色素沈着
これらを防ぎ、悪化させないためには事前の対策+早めのアフターケアが重要です。
◆ 日焼けを防ぐための5つの基本対策
- 日焼け止めはケチらず、こまめに塗り直す
- SPF50+/PA++++ を選び、2〜3時間ごとに塗り直し
- 帽子+サングラスは“セット”で使う
- ツバ広めのハット+UVカットサングラスで顔と目を保護
- 長袖・冷感インナーで肌の露出を減らす
- 最近はUVカット機能付きのインナーも豊富
- 日傘・木陰を活用して“直接浴びない”工夫を
- 紫外線は曇りの日でも降り注ぐので油断禁物
- 飲む日焼け止めサプリ(ビタミンC、リコピンなど)も有効
- 根拠ある製品を選べば補助的に効果あり
◆ 焼けてしまったら?48時間以内のアフターケアが勝負!
「しまった、焼けてしまった……」
そんなときは落ち込む前に、肌のダメージを最小限に抑える応急処置を!
✅ 1. とにかく冷やす(最優先)
- 保冷剤をタオルで包んで肌にあてる(10〜15分×数回)
- 顔全体ではなく、熱を持っている部位を重点的に冷やす
✅ 2. 保湿する(水分補給+バリア強化)
- アルコールフリーの化粧水+乳液でしっかり水分と油分を補給
- 赤みが強い場合は、アロエジェルやグリチルリチン酸配合の化粧品がおすすめ
✅ 3. 水分・ビタミン補給も忘れずに
- 水やスポーツドリンクでこまめに水分補給
- 食事では**ビタミンC(キウイ、ブロッコリー)やビタミンE(ナッツ、アボカド)**を意識
◆ 翌日以降の注意点
- 皮むけが始まっても無理に剥がさないこと
- 赤みが引かない・ヒリヒリが数日続く場合は皮膚科で相談
- 外出時は必ず日焼け止め+帽子+マスクやサングラスで二次被害を防ぐ
◆ まとめ:日焼けは“その後の対応”で差がつく!
日焼けは避けられないときもあります。
でも、焼けた後の48時間以内にしっかりと冷却・保湿・栄養補給をすれば、
「赤みが引かない…」「皮がボロボロむける…」といった後悔を大きく減らせます。
日差しの強い季節こそ、備えとリカバリーがカギ。
夏を楽しみながら、健康で美しい肌も守っていきましょう!
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